お知らせ

人類、地球環境、エネルギーの根本要素である
物質を扱うスペシャリスト

 これからの社会では、単に生産性が優れるというのみでなく、環境に調和し、環境を破壊しない生産方法が求められています。また、地球規模での環境破壊を防止、保全する技術の開発が望まれています。応用化学科では化学の知識に基づいて21世紀の豊かで、環境に調和した人間活動を支える様々な先端的な技術開発をリードできる人材の育成を目的に、時代にマッチした最先端技術の分野で、教育および研究を行っています。

学科長挨拶

 若い学生さんの皆さん
大学は遊びの場だなどという学生さんがいますが、そうでしょうか?

 日本が世界の先進国であり続け、日本人が快適な、幸福な生活を送るためにはモノを生産することが必要ですし、世界をリードする技術を開発し続けなければなりません。モノを作るときには、廃棄物を最小限にして、環境を守らねばなりません。しなければならないことが山のようにあります。それらの解決しなければならない問題は君たちを待っています。

 君たちが基礎学問を修得し、研究者、技術者としてそれらを解決しませんか?

 大分大学応用化学科では、化学の好きな、新しいことの好きな生徒さんが来てくれるのを待っています。人生の最も光り輝いている時期、10代後半から20代を化学に打ち込んで見ませんか?

 世間に名高い大学を出ただけでは、良い企業にも入れないし、良い職種にはつけてもらえません。地方に立地している大分大学は、学生を育て、はぐくみ、能力を伸ばすことでは大変定評のある大学です。とくに、応用化学科では、大学生時代に自分を磨き、高めた先輩が多く、多くの有名な企業に就職し、研究や生産活動を通して活躍しています。日本の企業は公平です。仕事の出来ない有名大学出身者より仕事の出来る大分大学卒業生を大事にしてくれています。君の未来は君自身にかかっているのです。

 応用化学の教員は一生懸命自分を高めようと頑張る学生さんをとことん支援します。

 格言にあるでしょう、「鶏口となるも牛後となる無かれ」と。
 さあ、頑張ってみたいと思っている生徒諸君、わが応用化学へ来られたし。希望に満ちた皆さんとともに学び、研究をする日を待っています。

2013年度学科長 教授 石川 雄一

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