応用化学科について

 応用化学科では、基礎教育から幅広い専門教育までを行うことは当然に、それら教育の他に、明確な就業意識を早くから意識出来るよう、また、その意識をもてない学生を対象に、早い段階からのキャリア形成への意識を自覚させ、生涯を通じた就業力の育成に取り組むことを目的にカリキュラムが構成されていることが特徴です。
 現状のカリキュラムの特徴は、(1)高校から大学への移行を精神的にシームレスで展開させるための「応用化学入門」(1年次必修)と、就職が厳しくなっている状況で、採用内定の獲得と、その仕事の継続を考え、就業力を高める講義「就業力の育成」(3年次、選択)を開講しています。働く意味を考え、自己分析し、情報戦とも言われる就職戦線の現況を把握することにより、就職への意欲を高めています。

 

教育内容での特徴及び教育改善の取り組み

 応用化学科での教育改善の取り組みとして、現在、以下の三つの単位付き講義を開講しています。1年次には、高校から大学への勉学のスムーズな移行とコミュニケーション能力や学習スキルを学ぶために、「応用化学入門(1年次、必修)」を開講しています。また、2年次には、専門実験を導入するための実験の基礎教育となる「実験入門(2年次、必修)」を開講し、3年次には、学生が、卒業、あるいは修了後に仕事に就き、それを継続していく就業力を高めるプログラムとして「就業力の育成(3年次、選択)」を提供しています。
 この様に応用化学科では、高校から大学への勉学等のスムーズな移行、専門科目への導入、さらに、継続してキャリア講義に触れることができる等が特徴があります。

1. 応用化学入門(1年次、必修)

 高校から大学への勉学のスムーズな移行とコミュニケーション能力や学習スキルを学ぶことを目的とし、精神的にシームレスで大学生活が送れる工夫をすすめています。実際には、10人程度のグループに分かれ、各研究室で行われている最先端の研究にも触れることができます。本教科は、全教員で担当し、教員と学生との距離が近い状態、言い換えれば家庭的な環境で教育がすすめられています。

2. 実験入門(2年次、必修)

 化学実験に不可欠な安全の知識、数値の取扱から、専門実験に必要な基礎技能と知識を体得します。

3. 就業力の育成(3年次、選択)

 就職が厳しくなっている状況で、「採用内定の獲得と仕事の継続を考える」就業力を高める講義を開講している。働く意味を考え、自己分析し、情報戦とも言われる就職戦線の現況を把握することで、数十年後の自己像を描き、就職への意欲を高めています。

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保護者への成績開示

 応用化学科では、指導教員制度による学生指導を行っております。各学期の成績は、GPA(成績評価指標)を用いて厳密に管理しており、また、その成績を保護者に送付するようにしております。

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